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山形県寄附講座起業マインド育成講座 アントレプレナーシップ演習の第9回目の授業を行いました


お知らせ
 本学では、起業マインドを持った人材を育成し、地域の活性化と山形県の課題解決に寄与する人材を育成することを目的に「山形県寄附講座 起業マインド育成講座」を設置し、今年度から新科目「アントレプレナーシップ演習」を開講しています。

 授業9回目の6月19日(水)は、株式会社ビースポーク代表取締役社長の綱川明美氏に授業を行っていただきました。
 綱川氏は高校卒業後、カリフォルニア大学ロサンゼルス校を卒業。帰国してからは投資銀行、コンサルタント関係、資産運用の会社で働き、その後起業。起業した当時は、現地に友達がいないとわからないような、旅先でのローカル情報を提供する事業から始め、現在はリアルタイムの正確な情報により「安心」「安全」を届ける多言語対応AIチャットボット「Bebot(ビーボット)」を世界中から集めた仲間と開発?運営し、政府、自治体、国際空港、一流ホテル等に導入し事業を展開しています。また現在は、労働力不足を解消するための新規事業も考えていると語られました。
 綱川氏は学生に、「(会社員時代は)自分のやりたいことが見つからず悶々としていたときもあったが、自分の個人的な経験が、アイディアや新規事業につながることもある。自分の場合は起業につながった」と話し、起業について「自信やお金はいらない。必要なのは“勇気と行動力”」と学生にメッセージを送りました。
 授業後半のグループワークは、4人1組のチームをつくり「資金2000万円で労働力不足につながる提案をする」というテーマで行いました(資金2000万円は、綱川氏が起業したときに投資家から集めた資金額。)学生たちは、まずどの分野での労働力不足を解消するか考え、人件費を含めた2000万円の使い道や事業計画を提案しました。
 アントレプレナーシップ演習は、次回以降もさまざまな外部講師をお迎えして、学生たちに話をしていただきます。今後の授業がますます楽しみです!